2021年度に、一般社団法人BKCは、副代表の畑中が著した「誰も教えてくれない、経営の秘密。」(髪の文化舎)という本を活用して、理美容師さんが知っておいた方がいい、コロナ禍の厳しい経営環境を乗り切るための、最低限の数字の知識についての、オンライン講座を開設いたしました。
近頃では、コロナ禍の初期のころに金融機関から多くの借入金をして、その返済がスタートし、毎月の返済が重くてどうしたらよいのかという相談が増えてきております。また、金融機関からも、顧客のそのような悩みにどのようにしていけばよいのかという相談も多く受けるようになりました。
そのようなケースでは、当社では、まず、現状把握を行い、課題抽出を行ったのちに、「損益分岐点売上高の計算式」を使って、可能な範囲の売上高のアップと経費の削減のシミュレーションを行い、数字の目標を立てて、それを分解して、実行してもらうように伴走し、ご指導させていただいております。
当社が経営者さまに助言させていただいている方法論は、やり方さえが分かってしまえば、そう難しい方法論ではありません。経営の数字の部分で、「基本的な知識」を知っていれば誰でもできる方法論です。その「基本的な知識」を「誰も教えてくれない経営の秘密。」という本に収めております。この、数字の部分が分からないことが多いので、気持ちだけ焦るような感じになっていることが多いです。
本質は、「数字と行動はワンセット」をしっかり理解するということです。
お読みいただいた多くの美容室のオーナー様から、「分かりやすい本だ」と言われることが多いのですが、読んだだけではなかなか「行動」に移し難いようでしたので、この本の内容を活用して、各サロン様で、講習や行動の指導をさせていただいております。
オーナーさん個人にしっかりお教えさせて頂いたり、1人ひとりのスタイリストさんに、何をして行けばよいのかの行動までアドバイスさせていただいたりしております。そうすると、しっかり利益が出てくるようになり、確実な収入を得ることができるようになります。スタイリストになったばかりの若いスタッフも離職せずに済むようになるケースも生まれてきています。
このコースでは、本には掲載していない「本質+α」の説明を加え、当社が使用している「財務分析エクセル」、売上を確実に上げていくための行動を促す「現状目標差異分析シート」を使用し、「誰も教えてくれない、経営の秘密。(髪の文化舎)」の書籍を活用しながら、理美容室の数字を勉強していきます。
ご参加いただいた方には、特典として「誰も教えてくれない、経営の秘密。」の書籍と「財務分析セクセル」データを進呈いたします。
そして、後半の講習では、メニューアップや店販商品の売上アップにつながる、「興味付け」と「クロージング」などの言葉の作り方についての具体的な内容を示した特別な「ワークシート」をプレゼントいたします。それを使って、実際に売上高をアップさせた事例もご案内申し上げます。
さらに、髪の文化舎「IZANAGI」に連載させていただいた「儲かるサロン経営の秘密」の記事についての詳しい内容もご案内してまいります。なかでも、返済が重くて、どうしていいのか分からない方のために、「IZANAGI」2020年9月号でもご案内いたしました、「銀行との付き合い方と返済猶予(リスケジュール)」についても詳しくご案内いたします。
本を読むだけでは頭に入らない部分を、私たちが動画やLINEでのやりとりで説明させていただくことで、難しい数字の理解やマーケティングなどの理論を活用していただくように致します。
このコースで是非、学習していただきたい方々は以下のような方々でございます。
●決算書の見方が分からなくて、もっと勉強してみたい。
●税理士さんに試算表を説明してもらえるが、何をいっているのか分からない。
●理美容特有の数字が分からなくて困っている。
●スタッフに数字の意識が足りなく困っている。
●銀行への借入返済が重荷で心配でしょうがない。
勉強する期間は6ヶ月となります。
1か月目は「美容室市場の数字についての解説と商圏の分析」と「本質+α(差別化要因)の作り方」
2か月目は「営業利益を確保する」「粗利益を確保する」などの損益計算書の勉強
3か月目は「損益分岐点売上高の勉強」
4か月目は「貸借対照表の勉強」
5か月目は「現状目標差異分析シート」の使い方と「客単価をあげる秘策」
6か月目は「客数を増やすための傾向と対策」
●半年で、美容室業界で数字のコンサルティングができる知識が手に入ります。
6ヶ月経過した後も受講登録を継続して頂ける方には、先ほどご案内させていただきましたように、髪の文化舎「IZANAGI」に連載させていただいた「儲かるサロン経営の秘密」の記事ついて、断続的に解説してまいります。その中身は、チームワークづくりや人材育成、集客、リピート対策、金融機関対策などです。
このオンライン講座を開講するにあたり、令和3年10月5日に開講記念として、講座の講師を務めさせていただく3名の中小企業診断士により「厳しい環境を乗り切るための、知っておくべき最低限の数字」と題して無料ウェビナーを開催させて頂きました。約1時間のウェビナーです。
もし、宜しければ、お名前とメールアドレスを入力て、このあとの無料ウェビナーページに移っていただければ、それをご覧頂けます。そして、マスターコースへのご参加を、ご検討いただければ有難いです。
このマスターコースは、あらかじめ撮影させて頂いた動画を見て頂くことがメインとなりますが、それに寄り添うように、前述させていただいたLINEを活用し、お一人おひとりをフォローしていく形を取ります。
従いまして、多くの受講者を受入させて頂くことが出来ず、参加の上限が、各期で35名ほどとなってしまいます。その人数が確保される、あるいは、受講者の進捗を合わせさせて頂くために、募集期間を1か月程度と区切らせて頂きます。ですので予告なしに募集を打ち切る場合がございますので、受講ご希望の際は、お早目のご応募のほど、何卒、よろしくお願い致します。